ひとりにならない社会
家族をひらき、子育てに伴走する
世の中に1つとして同じカギがないように、人が成長するために必要なカギも1つとして同じものはありません。生きづらさを抱える一人ひとりは、本人にしかわからない経験や感情を持っています。そこで私たちは子ども達一人ひとりと丁寧に関わりながら、彼らが一歩を踏み出すために必要な扉のカギを一緒にデザインしていきます。また子どもだけでなく、親御さんにも寄り添い、子育てに伴走していきます。みなさんに必要とされるキーデザイナーになれるよう、次の4つを信念に取り組みます。
1.心は熱く、頭は冷静に
2.現場との対話を大切に
3.”ふつう”は存在しない
4.ともに歩む
「なんのために」を忘れず、心は熱くあるように。目の前の一人ひとりに寄り添うとき、共感も大切。しかし、ただ共感するのではなく、その後の必要なアクションを考え、適切な形で提供するために頭は冷静であること。
事務仕事や人と関わらない仕事も多い。ただ、現場のことを忘れない。そのために、現場にもしっかり目を向けること。彼らと対話し、その一言一言をかみしめること。
この世の中に”ふつう”は存在しない。あなたの中の常識を、他人にあてはめないこと。生きづらさを抱える若者に寄り添うためには、まず受け入れることが大切。目の前の人の経験や価値観を受け入れ、認め、頷くこと。
人と人の間に上下をつくらないこと。たとえ支援をする側とされる側だとしても、互いに学び気付く関係性であること。歩くスピードを合わせること、そして時々一緒に休む。歩幅を合わせて、ともに歩むことで、目の前の人の心に余裕を生む。
法人名 | 特定非営利活動法人キーデザイン |
設立 | 2016年 9月 5日 |
住所 | 〒320-0851 栃木県宇都宮市鶴田町1627-14 |
理事・監事 |
土橋優平(代表理事) 金田雅子 永森久之 後藤和史 八木茂(監事) |
代表理事について
土橋優平 Dobashi Yuhei
1993年生まれ、青森県八戸市出身。宇都宮大学進学とともに栃木県に引っ越す。生きづらさを抱える子ども・若者のために活動をしたいと休学し、学生団体を立ち上げ活動。2年間の休学後、中退し、NPO法人キーデザインを設立。現在は、不登校の子ども向けのフリースクールやホームスクールで年間100名以上の子どもと関わり、保護者向けの無料LINE相談窓口「お母さんのほけんしつ」は全国から2,000名を超える登録者がいる。2021年に下野新聞社「とちぎ次世代の力大賞奨励賞」、栃木県経済同友会より「社会貢献活動賞」を受賞。
宇都宮市医師会と連携し保護者向けの「不登校ガイドライン」の作成や、栃木県内のフリースクールや親の会など支援機関をまとめたweb媒体「不登校ポータルサイト”たより”」も手がける。
全国唯一の不登校専門誌「不登校新聞」にて記事を連載中。NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク理事、NPO法人とちぎ教育ネットワーク理事。
組織運営における規定など
NPO法人として、雇用や法人運営においての規定を定めています。詳細をご覧になりたい方はこちらへ。